☆負け犬「The Under Dog」
(1993年制作。ジョン・ブルース監督、脚本:ビル・クレイブ、撮影:クリス・オドネル、音楽:クリストファー・ガニング
デビット・スーシェ、ヒュー・フレイザー、ポーリン・モラン、アン・ベル、アディエ・アレン、デニス・リル、ジョナサン・フィリップス、ビル・ウォリス、イアン・ゲルダ)
今作では、ジャップ警部は出演場面が無く、ちょっと寂しい。
アストウェル科学のワンマン社長サー・ルーベンの息子チャールズに
ゴルフに招待されたヘイスティングス、ポワロもベルギー産の
ブロンズ像等の芸術品を鑑賞できるとあって一緒に行くことにするのだが、
サー・ルーベンの強欲な考え方、一方的なものの味方に閉口する。
翌日、サー・ルーベンは死体となって発見される。
前提として、新たに発明した化合物の書類を巡って、
開発したハンフリーの約束とは異なり、発明が勝手に流用され、
取引に使われる寸前、ハンフリーは設計図を取り返そうと研究室に
侵入するが未遂に終わる。
ハンフリーとルーベンの妻ナンシーの世話係リリーも書類を見つけようと
社長室に忍び込むが失敗というエピソードが描かれる。
犯人の狙いは何か、ヘイスティングスの友人で、金銭的な支援を断られる
息子のチャールズが疑われ、ピンチに陥るのだが、、、、。
正直いってそれほど面白いというほどの作品ではないが、ポワロは
自分には全く効果のないミス・レモンの催眠術をチャールズの
母ナンシーに掛けるシーンが笑える。
犯人は身内の弟であることが判明、めでたし、めでたし。
“ポワロは面白い”☆☆☆
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