☆ハロウィーン・パーティー「Hallowe’en
Party」
(2010年制作、チャールズ・パーマー監督、
脚本:マーク・ゲイティス、撮影:シンダース・フォアショー、
♪:クリストファー・ガニング、クリスチャン・ヘンソン、
原作:アガサ・クリスティ
デビット・スーシェ、アメリア・ブルモア、ゾーイ・ワナメーカー、
デボラ・フィンドレ―、マリー・ヒギンズ、ソフィア・トンプソン、
ジョージア・キング、イアン・ハランド、ティモシー・ウェスト、
フィネラ・ウールガ—、メーシー・ナイマン、リチャード・ブレイスリン)
アリアドニ・オリヴァが訪ねた友人の家、ハロウィンパーティーで
殺人事件を見たと話した少女が、死体となって発見される。
ハロウィンはケルト文化の流れをくむと言われ、英国発祥の
万聖節の前夜祭と言う位置づけ。
ドラマでは、カボチャのランタン、仮装、ハロウィンならではの
スナップドラゴンといゲームや、殺人に使用されるアップルボピングと
いうゲーム等が紹介されている。
明らかに殺人なことから、オリヴァは友人のポワロに助けを求める
という構成で、ポワロ登場となる。
殺人があったバトラー家に向かう列車の中で、造園家マイケルと
知り合うポワロ、到着したポワロは精力的に聞き取り調査を行い、
事件の真相へと迫っていく。
おぼれ死んだ女性、背中から刺殺された法律事務所の男性、
そしてメイドの女性の失そう事件等があったことを知り、
亡くなったマダム・ドレイクの叔母の遺産を巡る偽遺言事件が
あったことがわかってくる。
その後、ジョイスの兄レオポルドが死亡することで、
最初に亡くなったジョイスは誰かから聞いた話をみんなに話したもので、
ジョイスの兄レオポルドの死は、殺人に関わることを何か目撃したことが
動機となったと考えるポワロ。
鍵となる事実を知るミランダを探すポワロ、しかしミランダは
造園家マイケルに呼びだされ、毒を飲ませられる寸前で、
ポワロが駆けつけ救出される。
事件の概要を語るポワロ、ドレイク夫人は実はマイケルに惚れており、
金目当てのマイケルともしらず、盲目となってしまい、
殺人に関与していたと明かされる。
ドレイクは叔母にマイケルと交際していることを知られ、
叔母は遺言を書き換え、すべての遺産を親切に面倒見ていた
メイドのオルガに譲ると書き換えていたが、ドレイク夫人は
偽物だと弁護士へ訴えていたことが解る。
実は遺言書は本物で、2人はオルガを殺害、マイケルの管理する庭園に
埋めていたこと、叔母の殺害、ドレイク夫人の夫も殺害していたことが、
ポワロによって暴かれるという殺人オンパレードな事件。
ドレイク夫人に魅力が無く、ちょっと違うだろうという雰囲気、
若くて二枚目なマイケルとは全く釣り合いが取れなかった。
ミスキャストなことは、間違いない!
ハロウィンはイギリスが発祥、元々は秋の収穫を祝い、悪霊などを
追い出す宗教的な意味合いのある行事だったが、アメリカで
大きく意味合いが変節し、宗教的な意味合いは薄れてしまったし、
子供達がお菓子を貰い歩く、イベント的な意味合いになっている。
日本では、単なるお祭りイベントとなってしまっている。
“ポワロは面白い”☆☆☆☆
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